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作:名無し

「ふぅっ・・・今日はここまでかな」 
デスクのパソコンの電源を切ると、ぐぐっと伸びをする。ずっと同じ体勢でいるのはやはり辛い。 
「プロデューサーさん、どうぞ」 
なんともいいタイミングでコトンと目の前に湯のみが置かれる。 
「小鳥さん、ありがとうございます」 
ずずっと一口啜ると緑茶のほのかな苦味と温かさが体に染み渡る。今日の仕事もほぼ終わり、今は俺と小鳥さんしか 
事務所にはいない。 

「それにしても・・・最近のやよいちゃんの人気ぶり、すごいですね」 
お盆を両手に抱えたまま小鳥さんが笑顔で話しかけてくる。 
「ええ、やよいの素質なんでしょうけど・・・あのクイズ番組でのレギュラーを取れたのが大きかったですね」 
Aランクも間近の最近のやよいの人気はうなぎ登りだ。というのも、とあるクイズ番組出演が人気の火付け役となった。 
ゴールデンで高視聴率を記録する「クイズ!ぴったんぺったん!」という番組・・・ 
「いつもやよいちゃんの珍回答が・・・くすくす」 
「はは、は・・・」 

そう、本人はいたって真面目なのだが・・・やよいの導き出す回答はどれも独創的だった。 
曰く「問題です、6月の花嫁と言えばなんというでしょう?」 
  「はいっ!じゅーんぶらっくです!」 
曰く「ことわざ問題です、勝って兜の緒を締めよ、とはどういう意味でしょう?」 
  「んーとえと・・・カブトムシに尻尾なんてありません!」 
と言った具合だ。ここに司会を務める大御所お笑い芸人さんの的確なツッコミも相まってお茶の間に笑いを提供している。 
実際やよいが初出演した時の視聴率は平時の倍で、番組ディレクターの強い要望で即レギュラー出演が決まった。 
明るい元気なキャラクターと・・・ちょっとお馬鹿なところがウケてほかの番組の出演依頼も多くなってきている、 
まさに願ったり叶ったりである。 

「でも・・・最近ほんと時々ですけどちょっとやよいちゃん元気が無い時がありますよね」 
「あ、小鳥さんも気がついてました?俺もすごく気になってるんですけど・・・本人は大丈夫!って理由を 
言ってくれないんですよね」 


などと話していると突然、事務所の扉が開け放たれ聞き慣れた声がする。 
「ぷ、プロデューサー!いますか?」 
「えっ!やよい? どうしたんだ・・・レッスンも終わって、もう帰ったんじゃなかったか?」 
噂をすればなんとやら、少し息を切らせつつやよいが飛び込んできた。 
「あ、あの・・・」 
ただ、少し思い悩んだ表情で俯いている。 
「やよいちゃん、どうしたの?」 
小鳥さんが心配そうに近づくと、やよいは意を決したように顔を上げると大声で言い放った。 
「プロデューサー!私と付き合ってください〜〜!!」 
「え・・・・・」 
「は・・・・・」 

しんとまるで水を打ったように静まり返る事務所内・・・その沈黙を破ったのは小鳥さんだった。 
「あ、あの、私はお邪魔みたいなので帰りますね。プロデューサーさんあとはごゆっくり♪」 
「ちょ、ちょ、ちょっと!なんですか!その、ふふ 私は全部わかってますから、安心してくださいね♪ 
と言わんばかりの微笑みは!」 
「愛には年の差なんて、些細なものだと思うんです、やよいちゃんの気持ちに応えてあげなくっちゃ!」 
とそれだけ言うと「ああ・・・恋っていいなぁ・・・」と呟きながら事務所から出て行ってしまった。 

「ふぇ?プロデューサー、小鳥さんどうしたんですか?」 
「どうしたんだろうな・・・ってかやよい、付き合ってってどういうことなんだ?そ、そのままの意味じゃ 
ない・・よな・・?」 
「へ?そのまま〜の意味がわかんないかもですけど・・・そうだ!特訓に付き合って欲しいんです!」 
ああ、やっぱりそういうことな。って! 
「特訓?ってなんのだ、別にやよいは悪の組織と戦ったりしないだろ」 
「クイズの特訓に付き合って欲しいんです!」 
「は・・・くいず?」 
「はいっ!そ、その・・・最近、私クイズ番組に出てるじゃないですか・・・」 


さっきも話していたクイズ!ぴったんぺったん!のことだな。 
「それで・・・私の弟と妹がクラスの子にお前のお姉ちゃんはいつも間違えてばっかりでカッコ悪い!って言われた 
らしくて・・・ 
 私は頭がよくないってわかってるからなに言われてもいいんですけど・・・弟や妹がそんな風に言われるのは 
なんだかすごく悔しくて・・・!」 
「やよい・・・」 
そうだ、やよいはそう言う子だ。自分自身の痛みよりも家族のほうが受けた痛みのほうが辛い・・・そんな 
すごく優しい子。 
「だ、だから!せめてもうちょっと正解できるようになりたいんです!本当は自分で勉強しないとダメなんだろうけど、 
わ、私頭よくないし・・・教えてもらおうにもお父さん、お母さんは仕事で忙しいから・・・頼れるのってプロデューサー 
しかいなくて・・・」 
「最近ちょっと元気がなかった理由はそれか・・・俺に遠慮なんかするなよ」 
「でもでも!前にき、給食費払ってもらったりとか、弟や妹を遊園地に連れて行ってもらったりとか、いつもお世話に 
なりっぱなしだから・・・」 
いつも健気に頑張っているやよいだからこそ・・・俺は、やよいが頑張らなくていい唯一の場所になってやりたい。 

「あのな・・・俺がいつもやってることってのは俺がやりたいからやってるんだ。だからやよいが重荷に感じること 
なんてないんだぞ」 
「やりたいから・・・?」 
「そうだ、もっと甘えてくれればいい。特訓ぐらい、いくらでも付き合うぞ」 
「ぷ、プロデューサー!ありがとうございますー!!」 
そう言って頭をぶん!と下げると両腕が振り子のように上がった。・・・いつも思うがよく首を痛めないもんだ。 
「じゃー!特訓やりましょー!今すぐに!!」 
「え、今すぐ?・・・もう結構時間遅いぞ、大丈夫なのか?」 
「はいっ!明日は学校お休みだし、お姉ちゃんクイズ王になるまで家に帰らないから、って言ってきましたから!」 
それはまた・・・大きな目標だ。けどやっぱり元気なやよいを見てると、こっちまで元気をもらえる。 

「じゃあ応接室を使うか、あそこならテーブルとソファーもあるしな」 


応接室に入ると俺とやよいはテーブルを挟んで座った。身が沈むくらい座り心地のよいソファーにやよいは歓喜 
している。 
「すご〜い!ふかふか〜」 
「このソファーで寝ると気持ちいいんだけど、肩こるんだよな。って俺が問題出せばいいのか?」 
「あ!私、いいもの持ってきたんです」 
そう言ってやよいは一冊の本を取り出した。 
「じゃかじゃかじゃん!これ伊織ちゃんに借りてきましたー!」 
「雑学王への道・・・こんな本があるのか・・・」 
確かにクイズ等で出される問題のほとんどは一般常識や雑学である、まぁこういう知識はあって損はしないし、教養を 
深めるという意味ではこの特訓はそんなに無駄ではないのかもしれない。 
「プロデューサー、さっそく問題を出してみてください!」 
手にとった本をパラパラとめくってみる。 
「おう、簡単なのから行くぞ。英語でalligator(アリゲーター)日本語で言うとなんだ?」 
「え!・・・えと、んと、大王アリ!すごく強そうだし」 
「アリしか合ってないから・・・違うぞ、答えはワニな」 
「む、難しいかも・・・もっと簡単なのからお願いしま〜す!」 
ハードルたけぇ!これはちょっと前途多難かもしれない・・・。 

その後もいくつか問題を出してみたものの、案の定やよいは一問も答えることができなかった。 

「うぅ・・・私ってなんでこんなに頭が悪いんだろ・・・」 
「まぁ、一般常識や雑学ってのは一朝一夕で身につくものでもないしな。やよいはまだ若いしこれからだろ? 
ってこらこら!涙目になってうるうるするな」 
俺はやよいの頭にぽんと手を置くと優しく撫でてやる。 
「だって、せっかくプロデューサーが特訓してくれてるのに・・・うぅ・・・頭が悪いから 
なんだか最近変なのかなぁ・・・」 
「変ってなにがだ?」 
「ぐすっ・・・実は最近プロデューサーといると変なんです」 
一瞬、俺が変だと言われているのかとびっくりした。どういうことなんだろう? 

「私、お父さんもお母さんも弟も妹も・・・プロデューサーも大好きです。でもプロデューサーへの好きは、 
ほかのみんなと違くて・・・ 
離れている時はすごく胸が苦しくなって、今とか・・・一緒の時はすごくドキドキして・・・ 
でも!プロデューサーがほかの女の人とお話してる時とかは、早くお話やめて欲しいなぁとか思っちゃって・・・ 
わ、私すごく嫌な子ですよね!?変なの・・・かも・・・」 
「やよい・・・」 

正直、そこまで俺なんかのことを想ってくれているなんて夢にも思わなかった。やよいとはずっと俺が兄貴の 
ような関係で接していくのだと思っていたし、やよいもそう思っていると・・・決め付けていた。 
「・・・やよい、それは別に全然変じゃないし、やよいは嫌な子でもないぞ」 
「ほ、ホントですか?」 
「ああ、俺が保証する。その気持ちの正体は今はまだわからないかもしれないけど、やよいがもう少し大きく 
なれば必ずわかる・・・それにな、本当に大事なことってのは頭で考えるもんじゃないんだ」 
「え?」 
「ここだよ」 
そう言って俺は親指で自分の胸の所をトンと叩く。 
「むね・・・?」 
「いや、心。ハートだよ」 
「こころ・・・」 
「ああ、そうだ。やよいがもう少し大きくなって・・・その気持ちの正体に気がついた時、今と同じ気持ち 
を俺に対して抱いてくれてるのなら・・・俺はすごく嬉しいな」 

「私・・・まだよくわかんないかもだけど・・・プロデューサーとはずっと一緒にいたいですー!」 
身を乗り出してそう言ってくるやよいの頬にそっと手を当てる。 
「そっか、ありがとうな。やよいはやっぱりいい子だぞ?」 
「え、えへへ〜♪・・・プロデューサーの手に触れてると・・・すっごく安心します〜」 
そう言いながらやよいは俺の手に頬擦りをする。 
(うっ・・・あんなこと言われた後だと妙に意識してしまうじゃないか・・・っておい!おい!) 


「さ、さぁやよい、特訓再開といくか!」 
俺は自分の中に芽生えつつある「何か」を振り払うように努めて冷静に言う。 
「はいっ!なんだかプロデューサーにお話聞いてもらえて、胸のもやもやがどこかに行っちゃいました! 
うっうー!!特訓がんばろー!」 
そう言って立ち上がると、向かい側に座っていたやよいがトコトコとこちら側に来て、俺の脚の間に 
ちょこんと座った。大きなソファーなので狭くはないが当然密着してしまう。 
「や、やよい!な、なにしてんだ・・・?」 
「ここに座っちゃダメ・・・ですか?」 
こっちに振り向き、上目遣いでまるでおねだりするように聞いてくる。 
「その・・・やよいがいいなら、俺は構わないけど」 
そんなことを口走ってしまう。 
「えへへ〜♪」 
やよいが俺の体を背もたれのようにもたれかかってくる。この体勢だと当然、俺が本を持つとやよいにも答えやらが 
見えてしまうのでクイズとしてはあまり意味があるとは思えないのだが、俺の意識はすでにそれ所ではなかった。 
(この距離ならちょっとぐらい、触っても・・・って待て待て!大丈夫か!俺!頑張れ俺!) 

「じ、じゃあ問題な。答えが見えると意味ないから目は閉じておくんだぞ」 
「は〜い!」 
「近年その増加がオゾン層破壊の原因として早期削減が重要視されている、元素記号CO2で表される気体はなんだ?」 
「ふぇ?・・・え〜と、んと・・・」 
「これは言い方が難しいだけで答えは簡単なんだけどな、ヒントは俺達が普段吐いているモノだ」 
「あ、わかった!つば!」 
「・・・やよいはそんなことしてるのか?」 
「し、してません!・・・うぅ」 
「俺達が吸っているのは酸素、その逆はなんだ?」 
「そんさ!」 
「まんま逆にしてどーする・・・答えは二酸化炭素な」 
「あ!聞いたことはあったんだけど〜・・・惜しかったですよね!」 
(いや、カスリもしてない・・・けど、ああっ!そんな笑顔でこっち見られるとなにも言えん!) 


ここに来て俺の悪戯心は遂に限界を超えてしまう。ムクムクと湧き上がる欲望を抑えきれない。 
「間違ったやよいには罰ゲームだなぁ」 
「えぇぇぇ!?」 
そう言うと俺は本を持ってないほうの手をするりとやよいの服の中に忍び込ませた。 
「ひゃん!ぷ、プロデューサー!?」 
お腹を撫でると、やよいの肌は弾力を持ちながらもすべすべで触った手が吸い付くようだった、触れている 
こっちが快感を覚えるほど気持ちいい。その感覚に「何か」が俺の中で弾けた・・・。 

「く、くすぐったいです、プロデューサー・・・」 
「罰ゲームだからな・・・でもやよいが嫌なら止めるぞ。やよいが嫌がることはしたくないしな」 
「あ・・・その、ほ、他の人だったら嫌に決まってます!けど・・・プロデューサーなら・・・そんなに 
嫌じゃない・・・かも・・・」 
「そうか、じゃあ次の問題頑張って正解するんだ。そしたら止めるからな」 
「は、はいっ・・・んっ」 
「健康診断の視力検査で使われる「C」の形の記号、これの正式名称はなんだ?」 
問題を読み上げつつも、お腹を撫でる手の動きは全く止めない。おヘソのあたりにつつっと指を這わせる。 
「えと、えと・・・うぅん!・・・むぐっ!」 
自分の口から余計な声が漏れているのを防ぐためか、やよいは口を両手で塞いでしまう。 
「それだと答えは言えないんじゃないか?」 
意地悪く耳元で囁きながら、やよいの肌の感触を楽しむ。 
「だ、だって・・・はんっ・・・わ、わからないです!」 
「答えはランドルト環な、う〜ん・・・残念ながら罰ゲーム続行だな」 

俺は手を胸のほうへと持っていく、まだ成長過程のわずかなふくらみだがそこは弾力がほかの場所とは違う。 
わずかなふくらみをなぞるように手を這わせる。 
「うぅっ・・・んくっ・・・」 
やよいは声を殺して必死に耐えるものの、身体は少しづつだが確実に熱くなっている。それは「感じている」 
ということにほかならない、その確信が俺の心に火をつける。 


なだらかな曲線の頂点には突起がツンと尖っていた、その突起を中指と人差し指で挟むようにして優しく 
胸を揉んで弾力を楽しむ。 
「だ、ダメ・・・です、ふぁんっ!・・・」 
口を塞いでいた両手は俺の腕に掴まるように添えられ、声を殺す余裕もなくなってきているようだった。 
「うぅ・・・はぁっ・・・んっ」 
「さて、じゃあ次の問題な、春の七草と呼ばれているのは、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラと 
残り3つはなんだ?」 
「はふ・・・へ、へっとぉ・・・んっ!・・・ほ、ホトケノザ・スズナ・スズシロ・・・」 
「う〜ん、ざんねって・・・うぉ、正解だぞ。偉い!よく知ってたな」 
「は、はい!だって生えてる草だからタダなんですよ!よく七草がゆを作る時なんかは家族みんなで採りに 
いったりしてました〜」 
・・・ちょっと涙が出そうになった。なんともサバイバーなアイドルである。もちろん正解したので、罰ゲームは終了。 
俺は撫でていた手をぱっと離す。 
「え・・・あれ・・・?」 
「どうしたんだやよい?・・・こっちじっと見て。正解なんだからもちろん罰ゲームは無しだぞ」 
「あ、そ、そう・・・ですよね」 
ふと、残念そうな顔をしてるように見えたのは気のせいだろうか・・・? 

「さっ、じゃあ次も頑張れ!鉛筆の端を持って小刻みに揺らすと、鉛筆がグニャグニャって曲がって見えるよな。 
この目の錯覚現象をなんて言うかわかるか?」 
「う〜、わかんないです!!」 
「早ッ!! 少しは考えてくれ・・・正解はラバー・ペンシル・イリュージョンな。罰ゲーム決定〜」 
そう言うと俺の手は再びやよいの服の中へと侵入する、手は全く拒まれることなく受け入れられる。 
「ひゃんっ・・・うぅぅ・・・んっ・・・」 
そんなやよいの反応に俺の欲望はブレーキの壊れたトロッコのように加速度を増して行く。左手で胸からお腹を 
撫でつつ、本をテーブルに置くと右手はスカートの中へと滑り込ませた。 
「ぷ、プロデューサー!・・・ぃやっ・・・」 
やよいの手が俺の右手を阻もうとするが、その力は弱く俺の右手の侵攻は全く止まらない。 


スカート内への侵入に成功すると、薄い布地を右手の人差し指でついっとずらして、露わになった秘裂に指を這わせる。 
「んっ・・・ぅんっ・・・」 
その新鮮な柔肉はまだ硬く閉じている。少しずつほぐしていかないといけない。 
俺はやよいの肉芽とその周辺を優しく撫で回して少しずつ温めていった。 
「あっ、あぁぁ・・・うぅっ、んっ・・・!」 
左手で胸、お腹、右手で秘部・・・どこを触ってもぷにぷにとした瑞々しい肉感が指にとても心地いい。 
「んぅぅ・・・はぁっ・・・」 
少しずつ秘裂を暖めて開くように、俺は指をゆっくりと擦り付けていく。 

「うっ、ぅぅぅぅ・・・んっ・・・だ、だめ・・・ですっ・・・!」 
やよいの腰がビクビクッと痙攣した。反動で指先がクレバスの更に深いところへと潜り込んでしまう。 
「ひっ、ひぃぁっ・・・!」 
俺の指先がちゅぷっと音を立てて引き抜かれると、肉裂から液体が溢れてきた。度重なる愛撫でやよいも 
かなり感じてきているらしい。 
時折腰をピクッと痙攣させると、花びらの中心からは蜜が次々と溢れてくる。その蜜を指に絡ませて、湿り気を 
花びら全体へと広がらせてゆく。 
「ふぅんっ・・・はぁっ・・・」 
クレバスの中に指を滑り込ませると熱い潤いが指先からじわっと広がり、溶かされていくように感じる。 
「あっ!ふぁぁぁぁ・・・ううぅぅ・・・!」 

俺は一度抜いた中指をやよいの朱色の渓谷へと再び滑り込ませた。 
「んっ・・・ふぁぁっ」 
熱い潤いの中に深く潜り込んで行き、姫穴の内部で粘膜の壁をかくように刺激していく。 
「ひっ!?・・・ぁんぅぅぅ・・・んっ!!」 
やよいは身体全体を大きく反らして喘ぎ声を上げる、俺は更に敏感な内部をえぐるように指を動かし刺激する。 
「はぅっ!・・・ふぁぁっ・・・」 
指を素早くピストンさせやよいの肉裂の中を激しくまさぐり、徐々に速度を上げて姫穴を広げていく。 


「やっ!・・・あぁんっ・・・むぐっ」 
段々と抑えることができなくなってきた声を隠すために、やよいは再び両手で口を覆う。だが快感という 
大きな波はその防波堤を簡単に乗り越えてしまう。 
「むぐっ・・・んんっ・・・あんっ、あぁん!んぁぁー!」 
肉裂の中がぎゅうっと締まる、その中を一気に指を突き入れてえぐるようにまさぐる。溢れ出る蜜は俺の 
手を濡らし、止め処なく零れる。 
「ぷ、ぷろりゅーさー・・・頭が・・・あぁんっ・・・ぼぅって・・・ふぁぁぁー!」 
途端、やよいの小さな身体が俺の前で一際大きくビクビクッと跳ねるように痙攣したかと思うと、 
そのままかくっと力なくソファーからずり落ちそうになる。 
「っと!だ、大丈夫か?やよい」 
どうやら絶頂を迎えてしまったらしい、俺に受け止められたまま虚ろな表情で息を荒げている。 
「・・・はふっ・・・はふぅ・・・」 

しばらく息が整うのを待って、やよいに話かける。 
「そ、そのすまん・・・反応が可愛くてつい調子に乗ってしまった・・・」 
やよいは振り向くと少しむ〜〜っと唸って言った。 
「・・・プロデューサーばっかり私に触って・・・ズルイかも」 
「え?」 
「今度はプロデューサーを罰ゲーム♪」 
「な、なんでだ?っておわ!」 
言うや否や、やよいは俺の股間に手を伸ばす。俺のイチモツはさっきまでのやよいへの行為で実はすでに 
ズボンを破かんばかりの勢いでいきり立っている。 
「さっきから硬いモノが当たってたんですけど・・・これ・・・」 
やよいの柔らかい手が俺の股間のモノにズボン越しに触れると、それだけで腰が引けるような快感が押し寄せる。 
「ぐっ・・・」 
そのままやよいがチャックを下げると待っていたとばかりに俺のペニスが勢いよく飛び出す。 
「はわっ!・・・お、お風呂で見た弟のとは全然違います・・・」 
「そ、そりゃあ・・・な」 


やよいは珍しそうに俺のペニスを見つめて・・・そしてなんと意を決したように俺のペニスにはむっと 
唇を重ねた。 
亀頭に生温かいものが触れるとそれはビクッと驚いたかのように痙攣した。 
「うぉっ!・・・な、な、な!なにしてるんだ!ってかどこでそんなこと覚えた!?」 
「え?・・・あ、あの前に伊織ちゃんのお家にその本を借りに行った時に・・・」 
そう言ってさっきまで使っていた本を指差す。 
「伊織ちゃんのお家って大きくて本もたーくさんあるんです。だからなかなかその本が見つから 
なくて・・・ 
それで私も一緒に探してたんですけど、その時にたまたま一冊の本があって、そ、その本の中で男の人同士 
が・・・こ、ここを咥えてき、気持ちいいっ!て言ってたから、プロデューサーもそうなのかな〜って・・・」 

やよいは言いにくそうに真っ赤になりながら説明する。って待てぇーい!伊織のヤツなんて本持ってんだ! 
18禁でボーイズラブかよ!女の子は往々にして耳年増だというが・・・あのお嬢様め・・・。 

「プロデューサー?・・・ご、ごめんなさい〜、い、嫌だったとか・・・」 
「え!?ち、違うぞ、い、嫌なことなんてない!むしろうれし・・・」 
言いそうになった言葉を飲み込む。なにを言ってるんだ、俺は。 
「うっう〜!じゃー罰ゲーム続行だな・・・えへへ、真似しちゃいました」 
やよいは俺の口真似をするとまた、ゆっくりと俺のペニスを両手を添えて口の中へと沈めていった。 
「こ、こら・・・うくっ!」 
止めさせようとすればいくらでもできたはずだ・・・けど俺はそれをしない、いや、できない。 
やよいが俺のペニスに舌を這わせる・・・温かい感触が肉茎に少しずつ溶けていくようだ。 
「はむっ・・・んっ・・・んむっ」 

やよいが自分のモノをフェラチオしているという非現実的な光景に興奮は否応なしに高まる。 
やよいがすうっと息を吸い込むとその冷気で俺のペニスがゾクッと震える、そしてより奥へと呑み込まれた 
肉棒に舌と唾液がねっとりと絡みついてくる。 
「はふっ・・・はふっ・・・んんっ」 

やよいが口をモゴモゴと動かすと唇が肉茎の根元を刺激し、擦る・・・じわりとした愉悦感がペニス全体を 
包み込んで快感と共に熱くなっていく。 
「ぷ、ぷろりゅーひゃー・・・ほうれすか?」 
「うあ・・・!」 
やよいが口を動かす度に唇が擦れ、舌が絡み、粘膜が唾液を擦りつけ・・・ペニスを刺激する。 
「んくっ・・・んんっ・・・はむっ」 
ペニスを包み込む快感のあまり、俺の腰がぶるぶると震えだした。肉棒はより硬さと熱さを増し、やよいの 
口の中で暴れようとする。 
「んぐぐ・・・うぅっふぅ・・・」 
涙目になりながらやよいは俺のペニスに必死に喰らいつく、ペニスを抑え込もうと、口と舌を動かすほど 
とてつもない刺激が駆け抜ける。 
「うっ・・・おおっ・・・!」 
腰全体に電流のように広がっていく快感に負けて俺は声を上げる。自分より年下の女の子に翻弄されている 
という事実も・・・最早興奮を加速させるスパイスでしかない。 

肉棒の根元が脈打ち、ぎゅうっとペニスが硬直した。快感の渦の中、焼ける様な流動感が尿道に 
押し入ってくる。 
「うくっ・・・んんっ・・・ふぁむっ!」 
限界を迎えようとするペニスはやよいの口の中で過敏に反応し、痙攣する肉棒が粘膜を弾き、先端が 
咽喉を突き上げる。 
「んぐっ・・・うぅぅぅ!」 
頬の粘膜が海綿体へ叩きつけられ、舌と肉棒が激しくぶつかり合う。唾液が沸騰しそうなほどの熱い快感に 
誘われ、俺のペニスはついに最後の運動を開始した。 
四肢が強張り、肉茎を押し潰しそうな勢いで精のエネルギーが吹き上がってきた。 
(ぐ・・・マズイッ!!) 
「や、やよい!離れろ・・・!」 
「へ?はむ・・・ふぇ?」 
ビュクッ、ドクッドクッ!! 


ドウッとペニスが膨張し亀頭の先端から精子が噴き出した。輸精管を奔流する白濁液がやよいの 
口の中に次々と炸裂していく。 
「ふぐっ!?んっんんっ・・・うぅっ!」 
ダメだとわかっていながら、弾ける射精感に俺は全身を委ねた。噴出する精液はやよいの口の中を 
すぐに満たし、溢れた精液が唾液と一緒に零れ落ちていく。 
「ふぁっ・・・ふぁっ・・・」 
やよいの口の中は俺の精液で溢れてどろどろになっていた。苦しそうに息をしている・・・。 
「やよい、だ、大丈夫か!?」 
ごくんっとやよいは精液を飲み込んだ。けほっと咳き込みながらもまたゴクリと精液を飲み込んでいく。 
「うっんっ・・・うぅ〜、あんまり美味しくないかも・・・」 
「そ、そりゃそうだろ、吐き出してよかったんだぞ」 
「・・・だ、大丈夫です。プロデューサー」 
俺はハンカチを取り出すとやよいの顔を綺麗に拭ってやる、やよいは猫のように目を細めて 
くすぐったそうにしていた。 


応接室を掃除し終わるとすでに十一時過ぎ・・・さすがにあまり遅くなってもいけないので俺は 
やよいを送って帰ることにした。夜道を二人で並んで歩いていく。 

「ほら、みんなーで食べようよ〜♪ お昼までもつよぉ♪」 
やよいはなぜか機嫌がよく弾むような足取りだ。 
「ミルクは♪たんぱくしっつ」 
「ぶっ!・・・違う、カルシウムな・・・」 
「あ!そうでした!」 
「それにしても、なんだかご機嫌だな?」 
「はいっ!だってプロデューサーとこうして一緒に帰るのって初めてだしー!」 
そういえば、そうだ。やよいのプロデュースを始めて早、十ヶ月、車で近くまで送ってやることは 
あったが、こうしてのんびり並んで帰ることはなかったな・・・。 


「じゃあ、これからは仕事が早く終わったら一緒に帰るか?」 
「ホントですか?、うっう〜!約束ですよ〜!」 
まぁ俺はやよいを送ってからまた自分の家に帰るんだから、遠回りなだけなんだが・・・やよいの 
こんな笑顔が見れるならそれも悪くない。 
「それにしても・・・ご、ごめんな・・・あんまり特訓にならなくて」 
興奮が冷めるとただただ自分の行為が恥ずかしい。 
「い、いえ!プロデューサーと一緒に居られて嬉しかったし、ちょっと賢くなりました」 
「そ、そっか、また特訓しような!」 

そう言うとやよいは真っ赤になって俯いてぼそりと言う。 
「・・・ま、また罰ゲームするんですか?」 
「い!いやっ!大丈夫、今度は無しだ!ちゃーんと特訓しような!」 
「・・・わ、私は有りでもいいかも」 
「え?なにか言ったか?」 
「な、なんでもないでーす!えいっ!」 
そう言うとやよいは後ろからボフっと俺の首に両手を回して飛びついてきた。 
「おわっ!」 
(普段やよいは基本的になんでも自分でやろうと頑張るからな・・・こうやって素直に甘えてくれる 
ってのは正直嬉しいな。) 
「よいしょ・・・っと!」 
俺は飛びついてきたやよいの脚を両腕に抱えるとやよいをおんぶした。 
「わっわっ!・・・プロデューサー?」 
「はは、中学生にもなっておんぶは嫌か?」 
「そのっ、私おんぶってあんまりしてもらったことないんです、私が弟や妹をおんぶすることは 
あったけど・・・」 
・・・やよいは一番甘えたい時期にお姉さんとして頑張ってたんだもんな。 
「よし!なら俺の背中はやよい専用だから遠慮なく使ってくれ」 
「え、えへへ♪・・・プロデューサーの背中、あったかくて大きいです〜」 


そう言うとやよいは俺の背中に体重を預けてきて・・・そして小さな声で呟いた。 
「お・・・おに・・・」 
「へ?なんだ鬼?」 
「お、お兄ちゃん・・・」 
一瞬誰のことを呼んだかわからなかったが、この場には俺しかいない。それが俺を指しているものだと気がつく。 
「ああ、なんだ?やよい」 
「ず、ずっと・・・一緒に・・・」 
「おぅ、ずっと一緒だぞ」 
「えへへ・・・」 
なんだかこそばゆいものを感じながらも胸に温かいものが込み上げてくる。 
「わ、私・・・」 
「ん・・・?」 
「お・・・の・・・す・・・」 
「やよい?」 

耳を澄ますといつの間にかすぅすぅと可愛い寝息が後ろから聞こえてきていた。 
「寝ちゃったのか」 
俺はやよいがずり落ちないようもう一度しっかり背負いなおすと、自分にしか聞こえない声で呟く。 
「やよいは俺がずっと守るからな」 

幸せな重みを背中に感じつつ、俺は高槻家への家路を少しゆっくりと・・・歩いていった。 

パーフェクトコミニケーション・・・? 






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