正直に…

作:名無し

「ふぁぁ・・・」 
目覚めた俺は、得に意味もなく、ただ何となくあくびをした。 
「しかしいい年してあんな夢みるなんてなあ・・・」 
独り言をつぶやき 
そして得に意味もなく自分の隣に目をやった− 
「・・・・・・・!?」 
(だ、誰か隣にいる!) 
その事に気付いた瞬間に俺は全てを思い出した。 
「俺は・・・昨日・・・」声に出してつぶやく 
「あずささんと・・・いや自分の担当アイドルと・・・」 
そう、確かに「抱いた」 
訳も分からずとてつもない恐怖を感じる。 
(あぁ・・・なんて事を・・・) 
俺は自分の担当アイドルに手を出すという最大のタブーに触れてしまったのだ。 
俺が消されるだけじゃなくあずささんにも・・・ 

「んー」 
伸びをしながらあずささんが目を覚ました 
「あ、プロデューサーさん、おはようございます。気持ちのいい朝でー」 
そこで彼女は気が付いた、お互い糸一本まとっていない事に(いや、掛け布団はあるけどね) 
「−!!!」昨日の出来事を思い出したのか彼女の顔が真っ赤に染まり 
「あ、あの、昨日は、その、」もじもじしながら、恥じらいながら話す姿を見ているともう我慢できなかった。 
「あ、あずささん!」 
ガバッ 
上に覆いかぶさり優しくキスをする。 
「プ、プロデューサーさんそ、その」顔をさらに赤くしながらこう言った。 
「あ、あなたが欲しいです!も、もう一度抱いー」 
そこで強引に唇を奪う 
そのまま胸をじっくり触り、下に手を伸ばす。 
もうすでに凄く濡れていた。彼女の耳元でこうささやく 
「まだ胸しか触ってないのに、もうこんなにしちゃって」 
「いゃっ、言わないでくださいー」涙目で答える。 

もうこれなら入れて大丈夫だろう、というかもうこっちも限界だ。 
「あずささん、もう入れます、」言いながら早速あずささんの中にゆっくり入れていく。 
「んん、」色っぽい声が聞こえる。 
「全部入りました、動きますね、」とは言った物のあまり激しく動くともう爆発しそうなのでゆっくり、ゆっくりと腰を動かす。 
「あ、あの」彼女がつぶやく 
「あんまり焦らしちゃやです、」正直そう言われても・・・とも思ったが本能には逆らえなかった。 
いきなりスピードを上げていく、 
「あっ、や、激しすぎです・・・」そうは言うが言い出したのはあずささんだ、もうとまりません。 
「俺、もう・・・」 
「私も・・もう・・ダメ・・・」 
ほぼ同時にイッてしまった。 

その後はしばらく抱きあってじっとして余韻に浸っていた、 
周りがなんだ、世間がなんだ、俺は、 
「あずささんを愛してる!」 
「あの、あらためて言われるとなんだか照れ臭いです・・・」どうやら声に出ていたらしい 
俺はあずささんはやっぱり照れた時が1番かわいいと再認識した。 

おしまい 



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