作:分かりません><
「あーあ、もうこんな事になってる。いったいさっきから何考えてたんですか?」
「何ってその・・・ナニだろ。そりゃ期待もするって」
これから起こる事に対する期待は、張り詰めた欲望となってジーンズを押し上げてしまっていた。
それもそうだろう。あの真面目キャラで通っているアイドルがあんな事をするのだから。
「まったくもう、どうして男の人ってこう・・・」
などと言いながらも、その手はファスナーをジジジと引き下ろしている。
外気に触れた怒張を目にすると、彼女はムッとした顔をした。恥じらいが見え隠れしているのがミソだ。
「ん・・・む」
一瞬の躊躇の後、彼女は俺のモノを口に含んだ。 口内のぬめりと、体温よりもやや高い熱に、思わず息が漏れた。
目下を見やれば、綺麗な唇がグロテスクな肉棒を包んでいた。いや、グロテスクな肉棒が綺麗な唇を貫いているのか。
「う・・・!」
様子を見るように舌が全体を嘗め回したかと思うと、早速頬の粘膜がギュッと張り付いてきた。
ぴっちりと締め付けられたまま、遠慮の無いスピードで上下に揺さぶられる。
何度体験してもその刺激は強烈だ。飽きるという事が無い。
お下げにした髪に、眼鏡。いかにもこんな行為とは無縁そうな容姿が『こんな行為』に及んでいると思うと、ますます興奮してしまう。
始まってから数分も経たない内に、もう射精感が込み上げてきた。
「ふふ・・・ここ、弱いでしょ。あなたってすぐ顔に出るから分かり易いわよ?」
「そ・・・そうか?そんなこ・・・とは・・・う・・・」
まるで別の生き物のように、舌が裏筋を這い回る。その感覚に意識を集中していたら、亀頭全体を強く吸い上げられた。
思わぬ不意打ちに、腰が浮いた。先走りがドッと出てきたのが自分でも分かる。
俺の弱点は、もうこの子には隅々まで知られつくしてしまったらしい。
「ね、出そう?いいですよ・・・このまま・・・」
返事も聞かないうちに彼女はまた俺のモノを口に含んだ。
俺のキモチイイ所を丹念に、かつ激しく責め続けられ、俺はあっという間に達してしまった。
宣言を出す間も無く、無遠慮に熱のカタマリが尿道を通って彼女の口の中に叩きつけられる。
「んっ・・・ん・・・」
ゴク、ゴク・・・と、口内に出されたそれを飲み干す音が、顎の骨を伝わってくる。
飲んでる。いつもあんなにマズイマズイと言っているにも関わらず、口でしてくれる時は全部飲み込んでくれる。
「ぷは・・・今日はちょっと早かったんじゃない?気のせいかしら?」
尿道の残りまでしっかり吸い上げてから、彼女は口を離した。妖艶な雰囲気もすっかり身についてしまったようだ。
彼女とこういう関係になってから結構経つが、こんなにエッチな女の子だったとは想像していなかった。
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